こんにちは、武蔵小山はっとり歯科・矯正歯科です。
本日は姿勢と噛み合わせのお話です。最近街中や当クリニックに来るお子様を見ていると物凄く姿勢の悪い子が多い、具体的には「猫背」が多いです。
一見関係なさそうな、姿勢と噛み合わせのお話をさせていただきます。
そもそもきれいな姿勢って?
そもそもきれいな姿勢って何でしょうか?なぜきれいでないといけないのでしょう?
結論からいうときれいな姿勢は「体が楽だからいい」です。みなさんツライよりはラクチンの方が好きですよね!?姿勢が良い状態というのは骨のバランスが良く、筋肉に無駄な負荷がかかっていない状態です。この体勢であれば無理がないので呼吸・発生・嚥下・消化など体の生命維持に必要な機能も最適化されます。
きれいな姿勢の基準
きれいな姿勢の基準は・・
横から見て 耳の穴―肩(中心の高いところ)-大転子(股関節)-膝-くるぶし
が一直線に並んだ状態です。

上の画像の様に身体の各部位がちょうど地面に水平に一直線上に並ぶとベストな姿勢になります。
この状態であれば体の負担がなくニュートラルな状態になるため身体機能が最大化されるでしょう。
よくある悪い姿勢
悪い姿勢や体のゆがみはたくさんありますが、最近よく見られる代表的な悪い姿勢を見てみましょう。
① ストレートネック
最近雑誌やテレビでもよく耳にするのがストレートネック。皆さん聞いたことはございますでしょうか?「スマホ首」とも言われています。
本来頸椎(背骨の首に部分)は前に向かってS字にカーブしています。重い頭をバネのクッションの様に支え力を分散しています。俗にいうストレートネックはスマホ又はパソコンの使用により、つい下向きになってしまい頸椎のカーブがなくなる現象をいいます。これにより、慢性的な首や肩こり、眼精疲労、めまい、頭痛、首の可動域現象など、たくさんの不調が表れていきます。

② 猫背
次に代表的なものは猫背。院長も子ども頃は「猫背になるよ!!!」と母に背中に定規を入れさせられていました。実は猫背は数種類のゆがみの総称で場所によって名前が異なります。首であれば首猫背(①で紹介したストレートネックと似る)、背中であれば背中猫背(巻き肩)、腰であれば腰猫背(そり腰)となります。
一番ポピュラーで多い背中猫背についてお話します。
背中猫背は胸椎が後方に過度に曲がり、背中が丸まっている状態です。頭部の前方に移動するため、ストレートネックと同じように肩こり・首こり、頭痛などまたはめまいなども併発しやすくなります。これに加え猫背は胸郭が丸まってつぶれるため、肺が広がりにくくなり呼吸が浅くなり、口呼吸になりやすくなります。お腹の消化器官も圧迫されるため消化系や内臓の影響も現れやすくなります。
原因としては、スマホ、パソコンによるうつむき加減の生活。または、荷物やカバンの持ち方にも関係します。お子様の重いランドセルなども猫背の原因になりますので注意が必要です。大人の身体に密着しない重い荷物、片方掛けのカバンの過度な使用も注意が必要です。

姿勢とかみ合わせ
さて、理想の姿勢と悪い姿勢についてお話させていただきました。
噛み合わせと姿勢についてお話していきましょう。
体のゆがみの一つの原因として、頭の位置と、頭の重さがあります。頭の重さは体重の10%ほど、平均体重から出すと男性であれば6-7キロ、女性でも5-6キロ程です。例えるとボーリングの玉も体重の10%が適正といわれるので同じくらいです。ボーリングの玉持つと意外に重いですよね?腕で垂直に持てば楽かと思いますが、少しずつ傾けると腕に力を入れないと持てないはずです。
頭も同じくらいなので・・・
0度 6キロ
15度 12キロ
30度 18キロ
45度 22キロ
60度 27キロ
と6キロだったものが頭を少し傾けるだけで、倍々に増えていきます。
スマホやゲーム、勉強しているお子様の首の角度今すぐ見てみてください。どのくらい傾いていますか?
舌と下あごの役割
この頭は背骨(頸椎)が中心になって支えていて、舌と下顎が前後左右のバランサーの役割をして支えています。
さて、舌の位置は今どこにありますか?ぴったりと上顎にくっついていますか?
もしついていないのであれば頭はふらふらしています。噛む位置もいかがでしょう、上下の歯は通常時は当たっているものではありませんが、体がパワーを発揮しているときは舌と一緒に食いしばってバランスを取ってくれます。正しい位置で噛めないと当然体のゆがみが加速していきます。
姿勢の崩れによる悪循環
舌と下顎がバランサーになってくれないと様な連鎖が起きます。
頭が前傾する
↓
首回りの過負荷による頭痛・肩こり・首こり
:後頭下筋群の過緊張・僧帽筋、胸鎖乳突筋の過負荷
↓
呼吸が浅くなる、酸素不足、交感神経優位
:胸郭が狭まる、消化器官圧迫
背中から先も、骨盤、足と連鎖的にこの歪みを解消しようと身体はどんどんゆがんでいきます。
お口の中を見ていくと、舌が上顎につかず下がることで、口呼吸また頭部前傾によって、下顎が後方に押し込まれていきます。ここから顎関節症・歯並びの悪化・上顎下顎の劣成長・口唇不全によるアデノイド顔貌など健康面だけでなく、見た目にも影響してきます。
大人のみならず、成長期のお子さんの姿勢のゆがみは体の発育不全、呼吸器・消化系にも影響するため取り返しが聞かなくなるまでに補正が必要になってきます。
武蔵小山はっとり歯科・矯正歯科では歯並びだけでなく、舌の位置や体のゆがみを補正してからのかみ合わせ治療も行っております。
ご興味ある方はぜひご連絡お待ちしております。
