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COLUMN 武蔵小山はっとり歯科・矯正歯科
武蔵小山はっとり歯科・矯正歯科

矯正治療は6-7歳からがおすすめです。

2026/09/01
元気に遊ぶ子供たち

こんにちは、武蔵小山はっとり歯科・矯正歯科の院長服部です。

日々診療をしていて、特にお母さまから聞かれる質問のトップ3には入る質問がこれです。

「矯正治療って何歳からやるのがいいですか?」です。

コラムの冒頭にもすでに出ていますが・・・答えは

6―7歳から始めるのがもっとも効率的

です。

今日はなぜ6―7歳がいいのかを深堀していきましょう。

歯の生える順序と顎の成長ってどういう感じ?

歯並びは歯の数、歯の幅と顎の成長の不一致で引き起こされます。

ざっくり顎の大きさが100だとして歯のすべての幅を足した時100であればピッタリ。

まず、歯の生える順序についてみていきましょう。

通常生まれた時、歯は多くは生えていません(まれに先天歯もあります)。通常ミルクを吸うので、歯ぐきとほっぺと舌で乳首を保持するためあまり必要でありません。

7か月位になると前歯が生えてきて、子どもの歯20本が全て生えそろうのは2-3歳位です。この子供の歯だけの時期を乳歯列期といいます。

6歳くらいになると、下の前歯の裏側または、今まで歯が無かった奥の方に歯が生えてきます。これが大人の歯(永久歯)です。6歳から多くは12歳前後で、ゆっくりと子供の歯が抜けて大人の歯に交換が起こります。この時期が子供の歯と大人の歯が混在している時期なので、混合歯列期と呼ばれます。

成長によって差はありますが、12-14歳位にはお口の中が大人の歯のみになるため永久歯列と呼んでいます。

次に顎の成長です。顎=骨の成長です。ご存じかもしれませんが歯は顎の骨の中に立っているという事が大切です。

歯は歯のみでは機能しません、歯を支える骨の成長が何より重要です。成人の顎の骨の大きさを100とすると、

3歳で 上顎 70 下顎 60
6歳で 上顎 80 下顎 70
9歳で 上顎 90 下顎 80
10歳で 上顎 95 下顎 90

と子供はすでに生まれた瞬間から頭が大きいように、人生の早期でほぼほぼ完成を迎えます。6歳で8割方完成されているので時間はありません。女の子であれば14-15歳、男の子であれば17-18歳で発育が終了します。

体の成長でいえば3-6歳までは第一次成長期といい爆発的に成長を迎え、6-10歳で若干成長が鈍化し、10歳から第二次成長期を迎え成長のラストスパートを迎えます。

皆さんも子供のころを思い出してみましょう。小学校低学年から中学年位まではみんな同じような背の高さで多くは女の子の方が背が高かったと思います。それが高学年になると男の子の背がグンと加速して高くなったと思います。

以上が、歯の生え変わりと顎(骨)の成長です。

小児矯正ではこの2つの要素を考える必要があります。

歯並びの悪くなる予兆は早い子だと3歳位から出てきます。ただ、3歳から5歳位までは中々お口の中に器具を入れてくれることはありません。この時期は将来の矯正治療を見据えつつ、呼吸・食べ方・姿勢などの遊びと日常の動きに絡めたトレーニングを行います。

6歳になって小学校に入学するとある程度社会性も身についてくるためそろそろお口に中に器具を受け入れる準備ができてきます。

10歳に到達し成長が加速すると歯だけではなく顎や骨の問題も絡んでくるため6-10歳の間がゴールデンタイムといえるでしょう。ただ矯正治療はおおよそ2年前後期間がかかるため9歳から始めるのでは間に合いません。

6歳から始めれば8歳、7歳から始めれば9歳と10歳までに間に合います。8歳から始めるとギリギリ間に合うかどうかになります。

もちろん年齢と成長は厳密に等しい訳ではありません。7歳の子がすでに8歳相当の成長、逆に6歳相当ということもあります。年齢は目安であるため、日ごろから虫歯だけでなくお子様の成長度合いを把握してもらえる歯科医師を探しましょう。

また、6-7歳の時期であれば、お子様ご本人の頑張りや努力よりもご両親のやる気で治療を進められることができます。

10歳になり第二次成長を迎え、思春期または反抗期を迎えるとご両親や私たち歯科医院が、いくら努力してアプローチをかけてあげても矯正治療に協力してくれない子もいらっしゃるので注意が必要です。自分でお洋服を選んだり、お母さまの買ってきたお洋服を着なくなってくると要注意です。

精神的発育には大切な反抗期ですが、必要な治療を受けてくれないこともあります。

歯の成長イメージ

子供の成長は著しく爆発的に進んでいきます。適正なタイミングでの介入を行わないで明日でいいか、来月でいいか、としておくと後々大きな苦労がお子様に待っているかもしれません。

年齢ごとの矯正治療

出生してから年齢ごとの注意事項、ご両親がお子様の何に注意すると良いかお話していきます。

1.出生~初めての歯が生えてくるまで(約出生7か月以降)

    歯が無い状態でも、生まれた瞬間から赤ちゃんの頭は大きく、ほぼ完成されています。脳の容量でいえばすでに60%は完成しています。顎の骨は上顎の骨で40%、下顎の骨は30%すでに完成しています。

    生まれた瞬間からすでに0スタートではありません。また、人間は生まれてまず呼吸→嚥下→咀嚼と生きるために重要な機能を獲得していきます。この時期のご飯はお乳なので、赤ちゃんが上手に舌とお口の周囲筋を使えるような姿勢や環境を整えて授乳することが、この時期からの正常な顎の圧育を促してくれます。

    10か月くらいまでの赤ちゃんには上顎に哺乳窩と呼ばれるくぼみがあります。ここに乳首が収まると反射的に舌が動き哺乳を行います。哺乳時に正しい姿勢であれば効率的に嚥下が行われ、嚥下自体が上顎の発育につながります。

    2.歯が生えてから(生後8か月)~乳歯列期完成まで(2-3歳)

      武蔵小山はっとり歯科・矯正歯科では歯が生える前からお母さまに向けての歯科の視点からの授乳の正しいやり方、離乳の指導も行いますが、多くの歯医者さんでは歯が生えてからもしくは1歳になるまでに一度歯医者さんに行くのがいいでしょう。

      3歳位までのこの時期は虫歯管理の他に、今後歯並びが悪くなるであろう癖を治す時期です。矯正器具はお口に入れることができないので、顎を正しく育てる食事指導や姿勢などを中心に行います

      3.3歳~6歳

        この時期も引き続き虫歯の管理と、食事指導も行いつつ、お子様もだいぶ理解力が出てくるので遊びの中で顎の成長を促すトレーニングと、異常があればどのような矯正器具が今後必要になる可能性があるか歯医者さんからお話があるかと思います。

        実は、この時期から、早急に治療が必要な歯並びがあります。

        それは、反対咬合(しゃくれ)です。下の歯が上の歯より前に出ている状態をいいます。これを放っておくと最初は前歯だけの異常ですが、どんどん下顎が前に出てきてしまいます。この反対咬合だけは、できるだけ早期に器具による治療を推奨します。

        4.6-9歳

          上でもお話した最も小児の矯正治療に適したタイミングです。

          この時期であれば、まだ問題は前歯だけの問題で、しっかりと介入してあげれば大人の矯正治療の必要性を大幅に減らすことができ将来歯並びで苦労することを回避できるでしょう。矯正装置だけでなく、呼吸・姿勢・嚥下・咀嚼などの生命基盤を左右する要素を併用してトレーニングすることで生涯にわたる健康への基礎つくりになります。

          矯正装置に関しては、床拡大装置、機能的矯正装置(プレオルソ等)、マウスピース矯正、ワイヤー矯正などがあります。

          5.9-13歳

            この時期になると、背丈はまだ伸びますが顎の骨の発育から考えると、小児矯正というよりは大人の矯正に近くになります。

            床拡大装置や、機能的矯正装置は効果が発揮できない可能性が高く、ワイヤー矯正・マウスピース矯正が主になってきます。

            まとめ

            今日は矯正治療を行うタイミングについてお話しました。

            お子さんは常に成長しています。骨が成長しきった後に、治療をしても間に合わない事や大きな手術が必要になることもあります。

            歯医者さんは、虫歯の管理だけではありません。今通われている歯医者さんは、貴方の大切なお子様の顎の成長や歯並びは診てくれているでしょうか?

            武蔵小山はっとり歯科・矯正歯科では虫歯や、歯肉の管理はもちろん。お子さんお顔の成長までサポートさせていただいております。お気軽にご連絡ください。

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